今日は岩手県と北海道の東京事務所へ行ってきました。

最近は移動中にDaftPunkのライブアルバムを聞くのがマイブームです。気持ちが高まります。

現在活動拠点を代々木本社から有楽町のGFLに移し、いつでも永田町界隈に集中する地方自治体へ営業にいけるようにしています。

今日は地元岩手県の東京事務所へ。場所は東銀座:歌舞伎座の向かい。岩手県のアンテナショップのあるビルの2階が事務所。



いろいろとお話を伺って興味深かったのは、以下の点。まとまり無いけど。
①震災以降「岩手の食材を使いたい」という要望が増えたという事実。そのため県が特別に介在しなくても個別のパイプを持って、個別で取引できている事例も少なくないのだという。とはいえ、みんながみんな個別のパイプを持っているわけではないだろうから、JAとの取引が中心になるのは当然。
↑わざわざ東京に来て、お金を払ってまで場所を借りて商談をする必要性が無いのだろう。

②アグリベンチャーを志しUターンする起業家は、すでにマーケットを確保し、収益モデルを策定した上で県に相談に来る人が多く、俗に言う「ずぶの素人」の就農者はそうはいない。そういう状況なので、まずは地元に根を張って、ビジネスとして軌道に乗せることに躍起になっていて、東京にコワーキングスペースや出張用のブースが欲しいといった問い合わせや要望はそこまで多くないらしい。
↑起業家予備軍を如何に引き込むか。人と人とをマッチングさせることでニーズを生み出せる?

③長く抱えている課題としては、小口流通の確保。農作物一つ一つの単価はそこまで高くない上、重さは無くても嵩がある農作物を送るにも送料がかかり、せっかく買い手がついても、+@の利益が出せないというジレンマ。
↑これはお手上げ。うちのサービスの範疇を超えてる。しかし課題から学ぶことは大きい。

④岩手県は、物産館の奥にブースを用意し、岩手に籍をおく企業に貸し出しをしている(5万円@1ヶ月)。実際に見てきたけど5つのブースすべてが埋まっている。
↑ここは、うちの会社の既存のコワーキングスペースで付加価値のある提案ができる。



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・・・・・むぅ、正直農業についての知識が足りなすぎて、こちらの会話の内容が薄い気がする。

日本初の農と食のコワーキングスペースを盛り上げたい自分としては、現場の人たちや携わる人たちにどういうニーズがあるのかを知らないといけないし、その上でこの場をどうやって活用していただけば、そのニーズに対するソリューションになり得るのかを考えなきゃいけない。もっともっとヒアリングをしてサービスに反映させなければ。

乱暴な言い方かもしれないけど、日本初のサービスだからこそ、あるべき姿を模索していて、はじめは単純な場所貸しでしかないのかもしれないけど、利用者が増えていくうちに、ここの価値は掛け算で向上していくと思っています。

その後に訪問した北海道の東京事務所では、岩手県とは別の反応で、非常に興味を持ってくださった。ニーズはそれぞれということだね。

お客様の反応を見て、このサービスが受け入れられる可能性があると実感しているから、すごいやり甲斐を感じているし、逆にまったく刺さらなかった相手がいたと言う事実も、大いに改善の余地があるということを教えてくれているから、これまた面白い。

明日は盛岡の方が内覧にお越しになります。お話するのが楽しみです。明日もお客様と模索してみます。

こういう話に興味がある方、興味がありそうな人を知っている方は、是非ご連絡ください。

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ぱーそなるえふぇくつ

Personal Effectsとは「私物」のこと。 岩手出身の私“Meloky(メロキィ)”が、気の向くまま・思いつくがままに書き綴るBlog。趣味、家族、仕事、本、食事、音楽について、他にも喜び・憤り・哀しみ・楽しみ・悩みなどの喜怒哀楽や、普段は口にしないような些細な事など、包み隠さず書きなぐるそんな場所。 私のDJ MIX音源もここから聴いていただく事ができますよ。