最新ミックス聞いてもらえてますか?おかげでとりあえずPOPsチャートで60位、Funkチャートで95位を獲得することができました。ありがとうございます。
今回のタイトルは、ミックスと私。別にエッセイでもなんでもないんだけど。
ミックスを作る理由は大きく二つです。自分のためと、聴いてもらえる人のため。
まずは自分のため。
この制作という時間が自分を色んなものから解放してくれる。ごはんをたべるのを忘れるほど没頭できる最高の趣味です。そして、どんな音楽を聞いているのか、自分が今、どんな音楽に心踊るのかを毎度この制作タイミングでチューニングしています。
でもね、その年の最新の曲だけでつくってるわけでは無いのですよ。あくまでこの年のハイライトとなる曲を選んで、それをベースに前後の曲を肉付けする作業です。だから、当然数年前の曲だって入る。ハイライトを輝かすためなら、全然聞いてなかった曲の中からだって合いそうなら使う。こうした試行錯誤の末、自分のパートが構築されているのです。
次は聴いてもらえる人のため。
反感覚悟でえらそうなことを言わせてもらえば、聴く人の耳を育てるためです。
僕の趣味をこれからも続けていくには、少なからず聴いてくれる人が必要です。そして、自分自身がそうであるように、音楽がライフスタイルを豊かにしてくれるはずだと信じています。だからこそ、普段聴かないような音楽に触れてもらえる機会として僕はMIXをつくるわけです。
そしてweekenderが目指したものがまさにそうだったように、これをきっかけにMIXってすごい!、DJってすごい!、こんなかっこいい音楽があるなんて!ということに気づいて欲しい。正直DJは世の中にゴマンといるわけで、その中には好き嫌いもあるし、ウマイヘタもあるんです。だから俺らが正解じゃないし、とはいえ不正解でもない。そんな中でみなさんの通過点でもいいから、weekenderがその「きっかけ」になってくれることを願っています。
ミックスの楽しみ方は人それぞれある。
①コンパイルのように1枚でいろんなアーティストの楽曲を聴ける楽しみ、②曲の変わり目(DJのテクニック)を意識する楽しみ、③なぜ違和感が無いのか、もしくはなぜ違和感を感じたのか、前後の曲の共通点を自分なりのセンスで分析する楽しみ、④1枚通じたアルバムの雰囲気や作り手のメッセージを感じる楽しみ、どれも正解だと思います。
くわえて、weekenderフリークのみなさんにオススメなのは、三上と中川さんのクセに注目して、⑤どの曲が誰の選曲なのかを考える楽しみ方です。
今回の「FUZZ FUNK」は全24曲です。
さて、ちゃんと24曲ありましたか?24曲わからなかった人は、weekenderのスムーズなMIXテクニックに耳が追いついていない証拠ですよ。イヒヒ。
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