ビジョンで、こんなにも見える景色は変わるのか

今、リーダーシップに関する本を重点的に読んでいる。



変革にはとてつもないリーダーシップが必要だから。リーダーシップといっても、グイグイ引っ張るリーダー像ではなく、フォロワーシップを引き出すリーダーの在り方、もっと言うと組織論、極めれば経営論的な意味合いのことを学びたくて。

信頼関係を構築し、ビジョンを共有し、人を巻き込み、ビジョンをアップデートし続けながら、チームビルドしていく。そして、車でいうリーダーシップという前輪が、後輪のフォロワーシップを引き出し、しっかりと同じ目的に向かって前に走る仕組が出来上がると、その力は相当なものになる。そんなチーム形成の仕方をみにつけたかったんです。

リーダーシップを学ぶ中で、これまでの上司が頭をよぎる。あんなことやろうとしていたなぁとか、こんなことしていただいたなぁとか、そんなことされたことないなぁとか。同時に自分が組織において、上司の意図を汲み取り、仕事に携われていたかなぁとか、あれは今となっては期待だったんだなとか、思い返したりもした。

リーダーシップを学べば学ぶほど、大事なのは答えを示すことではなく、伸びしろを与えて考えさせることだと分かる。組織に所属する以上、定めた目的、目標を追い続ける必要がある。ただし相手は性格も価値観も異なり百人百色なわけだから、リーダーが自分の価値観を押し付けるのではなく、個々を理解した上で組織の進むべき方向性の中に、彼らの成長軸を一人一人にもたせて、共に成長しながら目的を達成し、メンバーの存在価値を承認することだと。

どうやったら、そのようなリーダーになれるのかテクニックはもちろんだが本質を掴みたい。


そう考えるようになったのは、自分が今ビジョンを持てているから。
まだ弱いし、色も付いていないラフ画のようなものだけど、これに色を塗っていくために必要な道具やスキル、知識を集めている。

ビジョンの面白いのは「選択的認知」という専門用語の通り、ビジョンを持つことで、それに関わる情報が視線に入ってくるようになったこと。いつもと同じ道を歩いているのに、いつもと同じ生活をしているのに視界に入ってくる情報がここまで違うんだと驚かされる。

夢を叶えた人は早くからビジョンを持っているとよくいうけど、つまりはこういう事の積み重ねなんだ。
ほんの少しそれを実感できた気がする。

本気と書いて読み方は「自由」じゃん。今日の音楽。鬼「自由への疾走」
鬼 / 『自由への疾走 』 PV from 湊

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ぱーそなるえふぇくつ

Personal Effectsとは「私物」のこと。 岩手出身の私“Meloky(メロキィ)”が、気の向くまま・思いつくがままに書き綴るBlog。趣味、家族、仕事、本、食事、音楽について、他にも喜び・憤り・哀しみ・楽しみ・悩みなどの喜怒哀楽や、普段は口にしないような些細な事など、包み隠さず書きなぐるそんな場所。 私のDJ MIX音源もここから聴いていただく事ができますよ。