先日、友達のトクさんと飲んだ話をこのブログで書きました。(※以下リンクよりどうぞ)
同じ言語をつかっていても伝わらないことがある。魂の声でなら伝えられる
あの時のことを彼もブログにしているので、よかったら見てやってください。僕視点ではなくトクさん視点で書いたものなので、語り口が違うところもあります。(※以下リンクよりどうぞ)
タイミングはいつも突然に感じる。でも、きっと準備されている。
同じ言語をつかっていても伝わらないことがある。魂の声でなら伝えられる
あの時のことを彼もブログにしているので、よかったら見てやってください。僕視点ではなくトクさん視点で書いたものなので、語り口が違うところもあります。(※以下リンクよりどうぞ)
タイミングはいつも突然に感じる。でも、きっと準備されている。
↑最後まで残ったみんなとの恒例の集合写真を携帯待受用に加工した画像。
先日、彼のブログを読んだ人でweekenderに来てくれたことがある人がいて、「いまだにこれ聴いてるよー。ランニング中もドライブ中も!」とコメントをくれました。話を辿ると、最後のイベントとなった【weekender~BACK TO BACK~】で配布したCompiled Albumの「BACK TO OURS」を聞いてくれたみたい。
最近でも、懐かしい面々に会うといまだに「聞いてるよ」って言われることがたまにある。
相方の中川さんもそうだと思うんですが、嬉しい。すごく嬉しいんですが、とはいえ自分の作品を聞くことって実はあまり無くて、ふと思い出したときに聞いたりする程度なんだよね。思い入れがないとかじゃないんよ、当時を振り返れば1枚1枚毎回難産でさ、あの時に思いを詰め込みすぎて食傷気味になっているっていうのが近いかな。二人で数年にわたってやってきたけど、好きな音楽も、当時聞いてた音楽も、ベースとなった音楽も違うし、それをweekenderとして統一感持たせて1枚で表現するのは、そりゃあ難儀で。喧嘩もしておりましたよ。開催前日に大ゲンカするというweekenderジンクスまであるくらいだから(苦笑)
だから今回も、「聞いてるよ」って言ってもらえた「BacktoOurs」を改めて聞いてみたんだけど、懐かしいとすら思わなかったの。初めて聞いたような感覚に陥るんだよね。でも、この曲を選曲したのは俺だなとか、そういうことはハッキリわかる。アルバムによって収録順もバリエーションあって、前半:Melo、後半:gawaとか、交互に選曲してたりとかパターンがあるから、セットリスト見るだけだと、どれがだれの選曲かわからなくて、聴いてみて初めて「自分の曲だわ!これ」って思い出す。そして同時に、あの時どんなやり取りをしたとか、そんな付随したストーリーまで思い出す。心理学でいうエピソード記憶ってヤツ。
そんな、個人的な酸いも甘いもすべてが入ってるアルバムを聞いてるって言われると、なんかキュンキュンするというか、告白されたような気持ちになるし、抱きしめたくなる(笑)しかもみなさんの生活に入り込めてるんだなっていう、達成感というか、支配感というか、浸食感というか・・・うーん、いい言葉が見当たらない、・・・そう、とにかく嬉しい。
そういえば少し脱線するけど、残念ながら僕の個人MIXアルバムを聞いてるよって言ってくださる方、そんないないんです(苦笑)一方、相方の中川さんのアルバムって、継続的に聞いてるって人多くて。久しぶりに会った人が、あのアルバム聞いてますって、気を遣って(?)言ってくれるんだけど、それは「中川さんのだよ・・・」って時、結構あるの。まぁ、笑い話なんだけどさ。思い返すと、中川さんのアルバムのことを、よく二人では「客に媚びた選曲」なんて言ってたんだけど、冗談はさておき、聞きやすい曲が多かった。彼なりのストーリーもあって、それをお客さんが感じやすいんだと思う。だから彼のアルバムが多くの人に愛された。すごいなって素直に思う。
それにそれに、weekenderの公式フライヤーとかロゴとかすべて彼のデザインですから。デザインについては彼のセンスを僕は尊敬していたので彼に一任していたし、出来上がってきたものについて意見は言わせてもらうけど、基本的なコンセプトは全て彼のアイディア。彼のデザイン人気があってフライヤー収集してる人、当時いたもんね。
↑全8色のカラーバリエーションを用意したフライヤーデザイン。
思い返せば、俺の役割は当日の大まかな流れを組んだり、集客とかお店との交渉とか、当日の進行&オフザケだけど、中川さんに嫉妬みたいなものがあったな。でも逆に中川さんは、俺がいないとweekenderじゃないって言って、俺のキャラクターに一目置いてくれてた。このイベントの方向性を提案して誘ったのが俺で、それに共感して乗ってくれた彼。神経すり減らしてやってたところもあって、だからイベントが1回終わると、その後連絡取らないことだってあった。だから次やるまでかなりの充電期間も必要で、結果不定期イベントになったんだよねぇ。
でもね、こうやって振り返ると、weekenderってコミュニティでもあり、チームだったんだなって思った。
俺らは足りない二人同士だったから役割分担も比較的明確だったし、その分、分担に不釣り合いもあってストレスもあった。ぶつかったり、賞賛し合ったりしながらも足りないものを補い合ってこれた。
そしてこの二人でも足りないものを、スタッフとして関わってくれたメンバーや、参加してくれたお客さんが補ってくれてたんだなぁって改めて思った。スゲーいいチームじゃん。
なんて、思いつくがままに書いてたら、上手い着地点も見当たらないまま、大きく脱線してるね。ここまで読んでくれた人、駄文ですいません。
でもね、言いたいのは、自分がオーガナイズしてるんだから誰よりも愛情もって理解しているつもりだったイベントだけど、終わって数年経過して俯瞰してみると、weekenderってなんだったのかってわからなくなってきたんだよねってこと。だからこのブログで事あるごとに振り返ってみてる。もし仮に、今後またweekenderのようなことをやるにしても、過去の経験の棚卸をしないと、自分が将来やりたい方向性に関する洞察も、それを実行実現するための戦略を練ることもできないんだなって思う。
つまりは経験の棚卸によって、そこに在る自分の思想を見つけ、しっかり整理したいんだ。この棚卸は、「三上浩紀の未来はどうなっているのか/どうしていくのか」についての思考であり洞察で、つまりは「僕自身のビジョン」につながると感じている。だから、もうすこし時間をください。
今日の音楽。weekenderのアルバム「BACK TO OURS」より。
LOVE TAMBOURINES 「CHERISH OUR LOVE」
LOVE TAMBOURINES - CHERISH OUR LOVE
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