少し更新が空いてしまいました。1日1投稿ってのは中々難しいものです。まぁ、無理しても続かないので、書きたいときに書く・・・これに限ります。
さて、数日前の話ですが、ソファを購入しました。
前からソファが欲しい、欲しいと思っていましたが、中々良いものに出会えず、衝動買いするほどの余裕もないので、インテリアショップに行くたびに都度吟味を続けたものの、気付けば早5~6年。買わないで過ぎてしまいました。
「あったら良いものは、無くても良いもの」
なんて、自分に言い聞かせながら、購入をしないできましたが、地道に購入資金をためて、この度晴れて購入することに。一人暮らしのときは自分の興味が偏ってて、買うなら絶対
「コルビジェ」か「ホフマン」
と決めていました。
HOFFMANN
が、それはもう昔の話。かっこいいとは思うんだけど、我家に置いても、他の家具とのバランスで浮くのよね。しかも、私にとってのこの2大巨頭はライセンス商品だから、販売メーカーによって販売価格も革の素材やらなんやらの違いで、数万~数百万までもうほんとピンキリ。その割に、現物を置いてるお店が少ないから、ネットで買うには不安で不安で。だから結局、購入に踏み切れませんでした。
でも、革への愛着は少なからずあって。だから今回第1候補に挙がったソファは、全本革の3人掛ソファでお値段30万円と当初の予算を若干オーバーしたものの、この質なら納得、むしろ満足度も高いし、買っても良いかぁ・・・と思ってセミオーダーで見積もりまでしていただいて。いちおう、念のため他のも見るかと。
ちなみに、今回買いに来たのはインテリアフロアで、他にもインテリアショップがみっちみちに並んでいるので、いたるところにオサレなソファが並んでいるわけです。まぁ、第1候補の満足度は大変高かったから、ある意味、
支払を決心するための精神統一的な時間というか、お決まりの通過儀礼
のつもりだったんだけど、
ん?
おや?
ちょいちょい・・・
出会ってしまった・・・。
- 革じゃない。けど、希望の3人掛。ゆったりの座るスペース。
- ウォッシャブル。フルカバーリング。
- 2トーン。カバーも追加オーダーできるので着せ替え可。
- 固さはハードタイプ。ポケットコイル。奥行きも広め。取り外し可。
- ヘッドレストもオプション可能。クッション付。
負けたよ・・・。
これにしました。お値段は第1候補の約半額。革じゃないんだけど、ほれてしまった。ヘッドレストを2つ付けて、カバーももう1パターンずつオーダーして計4トーン。素材も良いのにアレンジ。
本体、来週届きます。そしてもう一種類のカバーは3ヵ月後に届くらしい。ちなみにこのソファ、最近よくあるドラマや映画でも使われてるヤツらしいです。このメーカー番組協賛を積極的にやってるんだって。
対応してくれたインテリアコーディネイターの方が言うには、ソファは家具の中でも、倉庫代やら搬送代、加えて中間業者が複数絡むことから自ずと値付けが高くなるモノらしい。そういう意味ではアコギな商売だと。このメーカーのように、最近では完全受発注生産にして、中間マージンを省くことで同様の素材で半額程度に抑えることができるそうだ。
先日読了の『正しい「値決め」の教科書』でも書いてあったけど、原価とコストの違いと言うか、我々サービス業とは違う値付けの方法があるわけで、どこも企業努力やら新しい方法で、利益を出しつつもお客様が買い求めやすい価格提案をしていることを実感した瞬間。
おれ自身、元々30万のソファを買おうとしていたから、ソファ自体は「価格感受性」は低い商品だと思うんだけど、それでも今回常識を覆させられたから、大どんでん返しで即決してしまった。
新しいサービスを行っていくうえで、「価格設定」ということについて最近も悩んでいるんだけど、その奥深さを自ら消費者として目の当たりにして、再び考えてしまうのでした。
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